年頭所感【追記しました】

今朝の山梨日日新聞に以下の記事が掲載されていますので追記させていただきます。

「倒産でも完成保証」顧客に説明 前払い金流用か

注文住宅販売会社「アーバンエステート」=2009年3月に自己破産=の旧経営陣による詐欺事件で、創業者永井昭四朗容疑者(61)らが破綻前、「会社が倒産しても住宅の完成は保証される」と顧客に説明していたことが5日、訴訟関係者などへの取材で分かった
 ~ 引用ここまで ~

完成保証を受けるには、建築業者の審査があります。
この審査にパスしないと完成保証制度は利用できません。
すなわち、完成保証制度が利用できること自体が、業者の与信にもなったわけであります。

これが今回のうように審査書類が虚偽であり、保証会社との契約は無効となると、完成保証制度自体も買主にとっては当てにできなくなってしまいました。

今後ますます、「評判」「お墨付き」など人的つながりによる情報が重要となりそうです。

【追記ここまで】---------------------------------

あけましておめでとうございます。
本年もぼちぼち更新していきますので、よろしくお願いいたします。

新年早々、不動産に関連するニュースが世間をにぎわせていました。

「詐欺容疑で創業者ら逮捕 倒産のアーバンエステート」

~2011年01月04日(火)17時19分山梨日日新聞WEB版より~


この話は数年前に大手建築業者が倒産した時にも問題になりましたが
ポイントは、法律で決められた瑕疵担保保証は完成してからのものであり
完成するまでは「完成保証保険」に加入しなければ保護されないところです。

私が関わったお客様には必ずこのことを説明し、理解していただいたうえで
完成保証保険の加入の有無や支払い条件を決めていただきます。

本当であればすべての方が加入した方が良いのでしょうが、加入コストの負担が問題となります。
瑕疵担保保険のように、この事件を契機に完成保証も法律で強制加入になるかもしれません。
しかし、それにはお金がかかり、結局のところ最終的には消費者がコスト負担を強いられます。

一番の理想は、法律云々関係なく、建築会社が責任を持って、しっかりした建物を建ててくれることです。
そうすれば同じお金を使うにしても、直接建物にかけられ品質もアップします。
お客さんにとっても、建築業者にとっても良いお金の使い方になります。

過当な価格競争が続けば、同じようなことが繰り返される可能性は高いです。
住宅をはじめとする不動産は高額です。一度の失敗が取り返しのつかないことになりかねません。

お客さんは「信頼できる人間」に仕事を依頼し、依頼される方は「責任ある仕事」で信頼に応える。
そんな当たり前の事を、このニュースを見て再認識しました。

私も不動産に関わる「プロフェッショナル」の一員として、真摯にお客様の信頼に応えられるよう今年も精進するぞ!と誓った年初でありました。