東証住宅価格指数

4月から東京証券取引所で住宅価格指数が試験配信されています。
http://www.tse.or.jp/market/data/homeprice_indices/index.html

これは首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の既存マンションの取引価格(成約価格)をもとに算出された国内初の指標です。

これまでの不動産価格の指標といえば、「公示価格」「相続税路線価」など土地だけを対象とし、もとになるデータについても専門家が調査したものだったのですが、今回の指標は建物を含めた住宅の実際の取引価格を元に算出されている点が大きなポイントです。

新築住宅より既存住宅の流通市場が大きいアメリカには、すでに同様の指標がいくつか存在し、代表的なところでは「S&Pケース・シラー住宅価格指数」があり、重要な経済指標のひとつとされています。

現在は首都圏のマンション限定ですが、これから一戸建てや地方にも広がっていくと、様々なメリットがあります。

例えば、購入希望者にとっての参考価格や、マイホーム所有者にとっての自宅の資産価値の参考などです。どちらもこれまで、広告等で売手側の希望価格しか知り得なかったものが、実際の成約価格(=正味の価値)を知ることが可能となります。

さらに話を飛躍させると、「住宅価格指数」を対象とした金融派生商品(先物やオプション等)ができれば、それを利用して自宅の値下がりリスクを回避することができる?かもしれません。

いずれにしても今回の「住宅価格指数」ができたことは、不動産流通市場において大きな第一歩であると私は思います。今後益々の発展を期待します。

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実は今でも成約価格を調べることができるサイトがありますので、ご紹介します。
「土地情報総合システム(国土交通相)」http://www.land.mlit.go.jp/webland/

より具体的に実勢価格を知りたい方(売却・購入希望者)はこちらまで!
わたしがプロの目で査定します。・・・最後は宣伝でした。  ホリグチ拝